NHK俳句。星野高士。戸田菜穂。日曜美術館。他
今日のNHK俳句の選者は「星野高士」氏でゲストは不在です。司会は女優の「戸田菜穂」さんです。
兼題は「囀り」です。冒頭に選者の祖母に当る星野立子さんの句「囀りをこぼさじと抱く大樹かな」をあげられて立子さんは高浜虚子の次女に当ります。ですから選者は高浜虚子の曾孫となります。
白黒写真は星野立子御夫妻です。
高浜虚子が次女の立子に雑誌創刊を勧めている文です。「玉藻」は現在も続き高士氏が継続しています。
星野立子女史と高士氏の白黒写真ですがセピア色となっています。
九句の中よりの一席は「囀りや都会に少し馴れて来て」です。二席は「囀りや目覚めしものの数多あり」で三席は「囀りの苦手な一羽かも知れず」です。以前私も句会で好評を受けた一句掲載します。
「囀って花弁一片(ひとひら)落とし去る」。六月放送の星野氏の兼題は「夏料理」です。
戸田菜穂さんの句の紹介です。「春の月チャイナドレスの切れあがる」。二〇年位句会に出てるそうです。
今日の日曜美術館は「裸婦」でNHKが扱える時代の流れとなっています。
紹介作品の一つ、ロダンの「接吻」が日本で公開された時の新聞記事です。
ロダンの弟子で彩色兼備であった「カミーユ・クローデル」との恋はロダンの作品となり彼女は結婚を願いますがロダンには困ったとき自分を支えてくれた妻がいましたので別れられません。
私も「極限の愛に生きて」との二人の恋の本を持っています。見てはいませんが映画にも成りました。
最終的にはカミーユ・クローデルは精神を病み病院に入ります。アイルランド時代の先生アイリーンがこの二人について夢中に成って教えてくれて帰国してから購入致しました。
アート・シーンは現在展示中の絵画の紹介です。日本の美人画について放映していましたが台所仕事で編集できるほどは集中出来ませんでした。「序の舞」の表情は凛としてやはり凄い画家と感じています。